どうもこんにちは！攻略班です（ミカヅキ）です。

今回はTwitterで結構な数ご質問頂いた、私がなぜ廃課金を止められたのかについてそのキッカケをお話していきたいと思います。現在進行形でFGO、ひいてはソシャゲに課金している皆さんなら分るかと思いますが、

かなり中毒性があって楽しいから止められないよ！って方多いのではないでしょうか？

この金額は私の収入からすればちょっと多くて課金がしんどい…けど楽しいからつい課金しちゃう。

こんな葛藤と日々闘っているのではないでしょうか？

安心してください、私もかつてそうでした笑笑

ですが、もし変わりたいと感じている、考えている方、廃課金だけれども少しでも課金についての意識を変えていきたいと思われている方に向けて私のこの出来事が少しでも参考になればと思います。

それでは早速本題に入っていきましょう。

本日のお品書きです！

1. 廃課金アカが消えた日
2. ヨガを始めた日
3. トイレ掃除を始めた日

１．廃課金アカが消えた日

私は大学４年生の頃、妹に勧められて魔法使いと黒猫のウィズというソシャゲを始めました。

まだ学生時代に課金はしていなかったのですが、社会人になると学生時代にやっていたバイトとは比べものにならない責任の重さと、人間関係の辛さからついつい課金をしてストレスを発散するようになっていきました。

どんな課金をしていたかと言えば、実家に入れるお金以外はすべて課金に回すという廃課金ぶりでした。

特に職場の付き合いの飲み会なんかは本当に嫌で（若いから幹事をやらされ3次会まで強制参加…）、ちょくちょく居酒屋のトイレに逃げ込んではガチャを回してストレスの閾値を下げないとやってられませんでした。そして次の日にお酒も嫌いなクセして付き合わされた反動という最悪な酔いから冷めると、手取りの２倍くらいあるクレカの明細が目の前にあるという最悪な現実が突きつけられるという最強コンボが決まるといった具合です笑（えない）

Twitterでも何回かお話しした通帳残高が９万円しかないという現象が起こったのもこの頃ですｗ

こんな生活を５年ほど続けていたため貯金なんて概念は私にはありませんでした。

ただただ日々のストレスと闘うために課金は必要だったのです。

そんなある日何百万課金したか分らないアカウントを間違ってアンインストールしてしまいました。

しかもその時そのゲームはメールアドレスとアカウントの紐付けというものを進めている段階で、

そんなものがなかった初期勢かつそんな面倒な手続きをやる気力すらなかった（←今思えばメアドのアカ登録すらやる気力がなかったのは相当ヤバイと思いますｗ）私はゲーム再インストールすると、さも当然かと言うように表示されたメールアドレス入力画面を前にこんな言葉を放ちました。

「面倒くさい。もういいや」

おそらく今乗っている車よりも確実に良い車が買えるであろう金額を課金したアカウントをさも当然のように捨てる選択を私は取りました。

普通の方なら顔を真っ青にして必死に運営に問い合わせてアカウントを取り戻すと思うのですが、

この時点において私にとってのソシャゲのいうのはストレスを解消するためのただのはけ口であって

大切でも何でもなかったのです。

偶然とはいえこれは思い返せば良い断捨離となりました。

ただし、廃課金アカを失ったとはいえ、私の浪費が止まることはなかったのです。

２．ヨガを始めた日

廃課金アカを失った年に私は部署異動があって今までとはまったく違う仕事をする事になりました。

すべてが一新され、キツイ仕事と針のむしろのような人間関係から解放されることになりました。

これによって地獄のようなストレスフルな日々が多少マシになって心の余裕を取り戻したわけですが、

５年にわたる廃課金生活による浪費癖はなかなか抜けるものではありません。

私は脱毛や高い化粧水を求めるなど、今まで日々の生活で手一杯で手を出すことができなかった自分磨きに夢中になっていきました。

特に自分がお客さんになるという感覚はとても新鮮でした。

職場ではぎすぎすした言葉しか吐かず、態度も雑な人間という生き物が、立場がお客にかわるというだけでとても綺麗な言葉と丁寧なサービスを紡ぐという現象が私にとっては本当に目から鱗が落ちるようだったのです。

思い返せば、私は廃課金アカウントを捨てることでお金を捨てるという使い方以外に、

接客というサービスを受けるという使い方にシフトチェンジして行ったのだと思います。

中でも私がハマったのがスポーツジムのヨガレッスンです。

ひと月の会費が１万円もする人工温泉にジャグジー完備、インストラクターのスタジオレッスン完備の高級スポーツジムに私は引き締まった身体を手に入れるために入会しました。

そのジムでは大学の授業のコマ割りのようにインストラクターがスタジオレッスンを行っていて、

エアロビクスやヨガ、ダンス、ボクササイズに筋力トレーニングなどなど様々なエクササイズに参加することができました。

しかもこのレッスン料金は月会費に全額含まれているため別料金がかかることなく何度でも参加する事が出来ました。

この頃の私は楽しくて楽しくてすごく浮かれていました笑

ほんの少し前までは死んだ魚のような目をしていた人間が急におめめをキラキラさせて

楽しくダンスやヨガに没頭していくようになるんですから人生って面白いね(^^)

ただし、自分磨きに没頭するあまり冒頭でも述べた高い化粧水や脱毛エステ、

さらにジムで販売されるよく分らない脂肪燃焼系の高いサプリメントや高級プロテインを購入していた

ため廃課金についてはまるで成長していない…！状態でした。

お金はあったらあっただけ使う！！

経済用語でいえばラチェット効果と言って、簡単に言ってしまえば環境が変わったからとはいって個人の浪費癖や支出に歯止めをかけるのはとても難しいことなんです…。

とにもかくにも、ヨガに出会えたことにより私は、ゲームに課金をする生活から自己投資、自分に課金する生活に変わっていくことになりました。

この頃は浪費はしていたけれどもほぼすべて自分磨きや自分の経験に投資してたからある意味健全なお金の使い方をしていたのかもしれません。

ただ、この楽しい日々も長くは続きませんでした…

補足：あと関係はないけれども、この時期に私はfate作品と出会ってFGOも始めました！

廃課金の経験からなるべく課金はしない方針で自分磨きにはお金をたっぷりかけたけれども、FGOには累計七万円しか課金はしていませんでした。（ギルガメッシュ宝具５に５万、楊貴妃宝具１に２万使いました）

３．トイレ掃除を始めた日

私の楽しい生活をぶち壊したのは皆さんもご存じのパンデミック、新型コロナウィルスです。

コロナウィルスへの対応で職場の雰囲気は一転、対応に追われる日々へと変わっていきました。

仕事が忙しくなったことに加えて、感染対策としてスポーツジムに行くことそのものがタブーと

なっていき、私は生きがいとなっていたスポーツジムを止めることにしました。

それと同時に私の自分磨き熱も冷めて、高い化粧水やサプリに費やす浪費も衰退していく事になります。

恥ずかしながら、社会人になって７年間常に私はすさまじい浪費をし続け、いろんな意味で遊び惚けていた事に結果的になりました…お恥ずかしや…(^^*)

しかし、ある意味コロナのおかげで７年にも及ぶ私の浪費はやっと収束の兆し、やっとフラットな状態に戻って来たのです！（コロナのおかげで収束するとはこれいかに…笑）

まあ、逆に言えばコロナくらいのショックがなければまず収束の兆しすら見せなかったのだから、人間の欲ってお恐ろしいですねｗ

ただし！！まだ完全に浪費が収束したわけではありません！！

ここから私は新たな浪費先の開拓を始めるとともに、FGOへの課金も本格的にはじまっていきます笑

この話は私が廃課金生活を脱したことを語る上でとても重要で長い話になるため次回お話するとして、

今回はすべてのきっかけとなったあの日、トイレ掃除を始めた日についてお話しして終わりにしたいと思います。

令和２年１２月２１日（月）スポーツジム退会

生きがいを失い、残ったのは数十万の僅かな貯金とも言えないお金とキツくなった仕事の山

はっきり言って追い詰められていました…。ですがついに私にとってのあの日がやってくるのです。

令和３年１月１日（金）元旦　自宅のトイレを磨き始める

それはタダの祈りでした…。この憂える世の中をなんとかしたい…←ちょっと～規模が大きすぎるんじゃないかい？ニコッ（オベロン

…ここまで迷走してきた自分の人生をなんとか変えたい(>_<)…というタダの神頼み…。

私は令和２年の年末にブックオフでスピリチュアル研究家の櫻庭露樹著「世の中の運がよくなる方法を試してみた」という本を手にとりそこでトイレ掃除と開運について知りました。

普通に考えれば、ばかばかしいとさえ思えるかもしれません。

ですが私がトイレ掃除を信じてみたいと思えたのは昔紅白歌合戦で流れたあの曲があったからです。

私の好きな曲に植村　花菜さんのトイレの神様という曲があります。

正直私は植村さんがどんな人かなんてわかりもしませんでしたが

あの曲のフレーズ「トイレにはそれはそれはキレイな女神様がいるんやで」

これが頭から離れずにいました。

他にも北野武をはじめとした名だたる成功者がトイレ掃除をしていたという逸話が絶えないことから

私はどうせ詰んでる人生なのだから、最後の最後まで馬鹿らしい面白いやり方を貫いていきたいと思ったのです。

そしてあの日を境に私は毎日トイレをせっせと磨き始めました。

そしてあの日から３６５日後、見事に１年間のトイレ掃除達成を果たすのですが、その過程で

私は今までに見たこともないような大きな出来事をいくつも経験していく事になるのです。

それはまた次回にお話ししたいと思います。

☆まとめ

１廃課金だった→２自分磨きで自分に廃課金になった→３自分磨きを失いトイレ掃除を始めた

ここまでおつきあい頂き本当にありがとうございました。

廃課金になる理由には人それぞれ様々な要因があるかとは思います。

好きでなる方はまだ良いのです。ですが私のように苦しさの中でその中毒性にハマっていくような方

はきっと何か自分を変えるためのきっかけを欲しているのではないでしょうか。

分っていても変われない、変わらない自分にうんざりする。

そんな苦しんでいる方に同じ苦しみを持つ一人として私の経験が何かのお役に立てばこれ以上の幸せはありません。

それではまた次回のお話でお会いできることを楽しみに筆を置かせていただきます。

今日も元気に行ってらっしゃい！！(^^)/