31.なぜ元廃課金はお金を貯めるようになったのか?
こんにちは!攻略班ミカヅキです!
今日も元気よくお金の勉強していきましょう!
今日のテーマはこれですね。
なぜ元廃課金である私がお金を貯めるようになったのか?その理由について
お話させて頂きたいと思います。
このブログの中のタイトルのとおり私は昔とんでもない廃課金でした。
それこそ宵越しの銭はもたのぬの勢いでお金を使い続けていつも一文無し
次の月のクレカの支払いにびくびくとおびえて、クレジットカードの明細が雇用物なら即破り捨てて
見て見ぬ振りをするという始末…
とにかく遊んで食べて課金して…欲しいものを欲しいがままにしていた私ですが、
今日クレジットカード支払いの明細が確定したんですね。
その額を見てびっくり、5,000円ほどでした。
昔は10万越えの請求なんて当たり前だったのに…正直感慨深い思い出いっぱいでした。
なぜこんな廃課金の遊び人がこんな質素倹約を重んじる人間へと変わっていったのか、その敬意を包み隠さずお話させていただきます。
それでは今日もはじめていきましょう!(*^^)/よろしくおねがいします。
1.元廃課金、足るを知る
毎月のようにゲームに浴びるように課金をしていたあの頃のことを今でもよく鮮明に思い出すことができます。
仕事のストレスで疲れ、課金でもしなければ鬱憤を晴らしきれないということもありましたが、ふと一瞬我に返ったことがありました。
手持ちを見ると廃課金によって得ることができた種類の違う数々の人権キャラ達が揃っていました。
周回、高難易度…どちらにもどんなクラスの相手にも対応できる最強の手持ちたち
何不自由ないはずなのに、一つぽっかりと浮かんだ疑問がありました。
あれ…?そういえば2ヶ月前にガチャで引いたキャラ…もうずいぶん使ってないな…
そう、次々の新しい人権が登場する中で古くなって第一線を退いてしまった人権、そして性能が面白くて引いたけれども結局は日の目を見ること無く、ずっと倉庫番をしているようなお正月の限定など
今後もおそらくよっぽどのことが無い限りは刺さることもないし、接待クエストもないであろうキャラ達がしんしんと降り積もる雪のように
いえ、雪というマリンスノー、海底にゆっくりと蓄積されていくプランクトンの死骸のように貯まっていっているのを見て、私はお金を使って何をやっているのだろう?とふと思いました。
引くべきだったもの、自分が本当に好きだと感じた推し、そういったものがごちゃごちゃになってしまってもうガチャを引く基準だったものすら残っていない状態までなっていました。
そして思い立って手持ちを冷静に見つめ直したとき、本当に必要だった性能をもったキャラは本当に少ししかいなかったということが分ったのです。
出るまで回す、回して回して回した結果、廃課金は26歳の時に本当の意味で「足る」を知ったのでした。
2.お金は「自由」へのチケット
廃課金の末に本当に必要だったお金を使うべき「モノ」はほんの少しだったと気付いた私は、
散々廃課金したアカウントを誤ってアンインストールして取り戻せなくなった際にそのままアカウントを取り戻すことなく、手放すことを決意しました。
とにかく自分にとって必要なモノを顧みること無く、ただ欲のままに課金を続けたその産物を一つの教訓として心に留めようと思ったからです。
その後もゲームの課金はなりを潜めたものの、リアルでの自分磨きに同じように散財することになりますが、コロナウィルス時にスポーツジムの退会を機に私は計らずともスピリチュアルや金運占いの類いを通してお金を貯めるということを覚えていきました。
お金は寂しがり屋
だからお金は集めれば集めるほどに仲間を呼んできてくれる
こんなことが書いてあったスピリチュアル本の文言を見て、私はとにかくお金を集めました。
適度に美味しい外食なども楽しみながらそれでもお金を貯めると方針はぶれることなく貯めた結果、
私の通帳には100万円、タンス預金やらすべてかき集めると合計200万円もの資産が集まっていたのでした。
アラサーのくせしてたかだか200万円しか持ってないとかなっさけなーいw
という声も聞こえてきそうですが、お金を貯金し始める一年前ほどは毎日クレジットカードの支払いにおびえる生活をしていた人間が成したことに意味があるとではないかと私は思います。
この200万円の資産は私にさまざまなものを与えてくれました。
その最たるモノが「自由」という選択肢です。
今まで私は本当に不自由な生活を送っていました。
毎月のゲームの課金は浪費によるクレジットカードの支払いにおびえるが故に実家から出ることもできず、一人暮らしという選択肢もなく
仕事で精神がすり減って鬱病になってしまってもお金がないために転職に踏み込むこともできず
ただただ何の選択肢もなく、苦しい現状を耐えることしかできませんでした。
よく世の中お金が全てじゃない、お金より大切なものもある!!
なんて言う人がたくさんいますよね?愛があればお金が要らないとかetc.
でも、その大切なものもお金がないと守れないという悲しい現実が確かにあります。
お金がないと愛する人を守ることもできませんし、お金がないと自分の仕事が嫌で心を病みかけても仕事を辞めることもできません。
言うならばお金というものは人間生活の基礎そのもの。
すべての土台なわけです。
例えば、仕事の人間関係が悪化して、仕事に就いていられなくなって、家族から縁を切られて家から追い出されてしまっても、まとまったお金が手元にあればそれをもとにまたやり直しを計ることができます。
まさしくお金というものは自由という選択肢そのものになってくれるのです。
私の手元ある資産は確かに少額かもしれませんが、それでも貯金ができたことによって確かに選択肢が増えましたし、いざという時にこれだけの資産があれば転職や実家を出て行くという選択肢もとれるようになりました。
何かあってもいざとなれば、なんとかなる。
お金とは安心そのものなのかもしれません。
3.本当に必要なもの
まとまったお金が手元にあることの絶大な効果を知った私はお金を本当に使わなくなりました。
お金というものは使うため、消費するためにあると考えている人からすれば信じられないことかもしれません。
えっ?!何のためにお金を貯めてるの?!何か欲しいものがあるからお金を貯めるんじゃないの!?
こんなことを友人からも沢山聞かれました。
しかし、今まで説明してきたようにお金の効能というものは何かを買うということだけではなく、
所持しているだけで自分の自由を担保できるところから絶対的な安心を得る事ができるという効能があるので
この友人に質問に対する私の答えは一つだけです。
「特段欲しいものはないけど、いざ必要になった時のために貯めてるんだ」
これにつきます。
本当に200万円を貯めてくれた昨年の私には頭が上がりません。
昨年の私が200万円を貯めてくれたがゆえに、私は今の自分にあってない仕事を捨てるという選択肢も視野に入れることもできたし、実家を出て遠くに行くという選択肢も現実味を帯びてきました。
私は今の仕事に就く前にかなり勉強も頑張りましたし、実際に入ることが難しい(私にとってはw)職場であったので内定が出たときは本当に嬉しかったし、私はこれで人生安泰だとまで思っていました。
しかし、今振り返って見れば、本で読んで職場のやっていることや業務内容について調べてはいましたが、実際にやってみると、本での知識と実際の業務では本当にギャップがありました。
私は両親から仕事は始めた時に辛いのは慣れてないから当たり前
まず3ヶ月頑張って続ける、3ヶ月頑張れれば、1年頑張れる、1年頑張れれば3年だって頑張れる
そして3年頑張ることができればその人は職場にとってなくてはならない人になれると教わってきました。
私は本当に辛くて1ヶ月目から辛くて辛くて涙をこらえながら仕事をしてなんとか1年過ごしました。
辛くて家で泣いたり、発狂して叫び出すことも幾度となくありましたがなんとか3年耐えて4年目にさしかかるところで鬱病になって倒れました。
それでも「はやく職場に戻れ」と両親に病気で動けないところに毎日圧をかけられつづけてなんとか10ヶ月ほどの療養を経て職場には戻れたものの、やはり仕事が辛くて定年まで続けていくことは到底できそうにありませんでした
幸い部署異動があったことによって前の職場よりも良い人間関係は気付くことができたのですが、根本的に仕事が合っていないのでキツさが多少緩和されたといったところでした。
言うなれば、前の仕事は人間関係×仕事の相性×のダブルパンチだったところが、人間関係○になった感じですw
こんな経験をしているので私にとってお金を使って手に入れたいもの、本当に必要なものというのは、
心の平穏そのものです。
心の平穏を求めるといった意味で今の仕事は私の価値感との相性は最悪です。
頻繁に異動があって担当業務は安定せず、異動が常ですから人間関係も安定しません。
私の先輩も以前はのびのびと働いていましたが、部署異動によって最悪な人間関係に加えて、辛い仕事の部署に行ってしまって心を病んで、以前は大好きな趣味の話を沢山してくれたのですが
今ではその趣味もどうでもいいと吐き捨てるようになってしまって、まるで人が変わってしましました…
あんなにキラキラ輝いていた先輩が今では毎日死んだ魚の目をして仕事をしているのを見て私は涙するとともに改めて心の健康の大切さを噛み締めました。
私がお金を使って手に入れたいもの、それは美味しいラーメンやお寿司などの食事でもなく、スポーツジムで自分磨きをすることでもなく、ゲームに課金して楽しむ事でもありません。
もちろんこれらもとても好きですし大切な事だと思います。
しかし、物事には優先順位というものがあってそれは人それぞれ異なっています。
私にとっての第一優先事項、心の平穏を第一にした生活を手にすること。
これを手に入れるまで、私は一切の無駄遣いをすることは無いでしょう!
4.おわりに
いかがだったでしょうか?今回は廃課金だった私がどういった敬意で質素倹約の貯金をするようになったのかについてお話をさせて頂きました。決して欲しいものがないからお金を使わないわけではないんです笑
むしろ目的があるからこそ全力で私はお金を貯めています。
人それぞれ価値感があるので、ゲームに課金をして楽しめるということも私はもちろん素晴らしい事だと思います。
旅行にお金を使うのも、ゲームに課金をするのもどちらも楽しむためにお金を使っているわけですから、自分の楽しみのためにお金を使ってそれで幸せになれるのならばどちらも素晴らしい事だと思います。
私も自分の目的を無事に果たすことができて、平穏な日々を手に入れることができたとき、また自分の余裕のある範囲でゲームに課金して楽しめるような生活ができるようになることを願ってやみません。
穏やかな心で趣味のゲームを楽しむ
そんな自分の望むような生活を実現すること
そのために今はお金を所持しておくべきなのか?使っていくべきなのか?
それぞれの価値感にてらして判断するとより良い毎日に繋がっていくのかもしれません。
皆様の生活が幸せで溢れる日々になることを私は願っております。
ここまで読んで頂きありがとうございました!それではまた次回の記事でお会いしましょう!さよなら~(*^^)/