8.モルガン陛下の衝撃2バスターの意義
こんにちは!攻略班(ミカヅキ)です!
今回は前回からの続きでモルガン陛下実装当時の所感と性能解説を元廃課金の私の視点からしていきたいと思います。
それでは早速結論からはじめていきましょう!
バスター宝具でがっかり!!でも全体宝具バーサーカーNP50%チャージが役に立たないわけが無い!!
当時の性能評価はこんな感じでしたでは早速始めて行きましょう!
2.バスター復権の立役者
モルガン陛下の性能評価と切っても切り離せないのは当時のFGOの環境にあります。
今でこそオベロンや光・闇コヤンとサポーターに恵まれてアーツと環境トップを競い合うほどまでに成長したバスターですが、2021年6月頃のバスターははっきりいって不遇な扱いを受けておりました。
バスター鯖として実装されるだけで正直使えないといった烙印をおされるようなそんな時代があったのです。
簡単に振り返りますと5周年でアルトリア・キャスターが実装されてからFGO界にまさに革命が起こりましてアーツの全体宝具であれば、敵が3体編成であればほぼ確定で宝具3連射を放つことが出来るキャストリアシステムが誕生したのです。
このキャストリアシステムによってバスター、アーツ、クイックの序列は大きく変動することになります。
一言でいえば、システムが組める・組めないで大きく二極化することになりました。
もっと細かくいえば宝具を打つことでNPを回収できるかどうかで差が開くことになったんですね。
アーツは元々NP回収が出来て宝具を打ちやすいことをコンセプトに
クイックはスター獲得量が多くなることをコンセプトに
そしてバスターは攻撃力がアーツ、クイックよりも高いことをコンセプトに設計されたカードでしたが
このキャストリアという女は、その圧倒的なアーツバフとNP獲得量アップによってこの3枚のカードのパワーバランスを完全に破壊してしまったのですね笑
まずはNP回収の問題です。
アーツは言わずもがなキャストリアの恩恵を損分にうけ、圧倒的なNP獲得量をもってして宝具を回転し続けることが可能となりました。
クイックもアーツほどではありませんがNPを回収することができるため、既存のスカディシステムというクイックシステムにキャストリアを加えることにより、より安定的なNP回収を実現し、システムの安定化にキャストリアは寄与しました。
しかし、キャストリアの強みが損分に発揮されるのはやはりアーツ鯖をサポートする場合であってクイック鯖では彼女の強みを完全に生かし切ることは出来ません。
この時点でクイックはNP回収もできるし悪くは無いけども、アーツ鯖でまかなえるなら別にアーツでかまわないよね!といういわゆるアーツの二番手のようなポジションに没落していく事になります。
※キャストリア実装前はシステムと言えばスカサハ・スカディを使ったクイックシステムが主流であり、クイック全体多段ヒット宝具の時代が長く覇権を握っていました。
キャストリアの環境破壊の悲劇はクイックに留まりません。
長らく覇権を握って来たクイックの没落も不遇ですが、バスターの不遇っぷりはクイックの比ではありませんでした。
先ほど説明したとおりバスターはアーツ、クイックに比べて攻撃力に優れるカードです。
攻撃力に優れる反面、バスターカードではNPを回収することが一切できず、わずかにスターを供給できるとはいえ、クイックはもちろん、アーツよりも星出しをすることもできません。
つまり、バスターの特徴はその高い攻撃力であり、一番シンプルで理解しやすいものと言えるでしょう。
特にFGO初心者の頃は私もそうだったようにまだNPや星出しなどのシステム周りについてよく理解できていないことが多いため、とりあえず一番攻撃力が出るバスターで殴って倒すというやり方が一番人気があります。
本当にバスターには初心者の頃からお世話になったという方も多いのではないでしょうか?
このようにバスターカードは初心者にも分りやすく使いやすいとても素晴らしいシステムではあるのですが、キャストリアはバスターからとても大切なものを盗んでいきました…
それは…人の心(攻撃力そのもの)です。
冗談のように聞こえるかもしれませんが本当に運営は人の心があるのかと本気で私は疑いましたよ…
どういうことかと言いますと、キャストリアのアーツバフおよび攻撃力バフがすさまじいために
バスター宝具よりもアーツ宝具の方が攻撃力が高くなってしまったのです。
これを環境破壊と言わずしてなんというのでしょうか笑
本当に私はかわいそうでなりませんでしたよ!!
当時のバスターの最高峰サポーターはマーリンだったのですが、
WマーリンよりもWキャストリアの方が圧倒的に火力が出る上に、NP回収量も圧倒的なものですからその超火力で連射が可能なのですw
この時点でバスター宝具は連射もできず、星出しもできず、攻撃力も劣るという八方ふさがり。
というか、存在価値を根こそぎあの女に奪われてしまったと言っても過言ではないという状況に追い込まれる事になりました。
キャストリアの後に実装された水着アビーとかバスター宝具ってだけでかなりの点下げを食らってましたからね。
まさにアーツにあらずんば鯖にあらずという、アーツの世の春が到来したのでした。めでたしめでたし…
…というこんな環境や時代背景が5周年の2020年7月にキャストリアが実装されてから
2021年6月11日のモルガン実装まで変わらずに流れてきていたのでした。(長いですね…アーツの世っていうかまだ全然勢いは衰えてないのすごすぎですよね…)
そのため冒頭の話に戻りますが、私はモルガンがバスター宝具だと知った時正直がっかりしました。
見た目も衣装も青っぽいし、バーサーカーの全体アーツ宝具かつNP50%チャージだったら完璧だったのに
よりによってバスター宝具…まあ、アーツ宝具だと強すぎるから調整されたのかな…なんて心ないことを思っておりました。しかし、このモルガン陛下実装がまさか今後のバスター宝具の反撃の狼煙になっていこうとはまだ当時の私はこの時知るよしも無かったのです…。後編に続きます!