9.モルガン陛下の衝撃3バスター復権
こんにちは!”攻略班ミカヅキです!
今回も前回に引き続きモルガン陛下の性能を解説していきたいと思います。
モルガン陛下の性能解説と言っておきながらまだ性能の「せ」の字も解説してないやんけ!
といった声が聞こえて来そうですが笑
単純な性能のみの解説ならこゃはんさんをはじめとした大物YouTuberの皆様型が事細かにやってくださっているので
私のコラムでは時代背景も含めてモルガン陛下の性能は当時の評価はどうだったのかについて
背景ごとまるっとざっぱに解説していきたいと考えておりますのでよろしくお願いします(*^^)/
では早速始めて行きましょう!
3.アルジュナオルタという強豪
長い虚無期間を経ての待ちに待ったの二部六章の開幕、そしてキャストリア実装によって起こったバスターの没落をさなか流星のように実装されたのがこのモルガン陛下でした。
モルガン陛下はバーサーカーという有利を取れる幅が広く且つ、バスター全体宝具ということもあって実装当時からかなり注目を集めました。
同じバスター全体宝具バーサーカーというスパルタクス、アルジュナオルタと源頼光ママがいますね。
スパルタクスは星1の低レアということもありステータスの低さから火力こそでないものの、NP30チャージを持っており、利便性が非常に高く、種火などの1ウェーブ担当として多くのマスターに採用されている便利なサーヴァンとです。
また星五の二人も今でもよく使われる評価の高いサーヴァントです。
とくに源頼光ママはNPチャージこそ持ちませんが、実装当時はゲームバランスを壊しかねない勢いの評価を受けておりました。
バーサーカーはフォーリナー以外のクラスに対して有利をとれるため星五の高ステータスから全体宝具を放てばほとんど周回はそのキャラだけで終わらせることが出来るためです。
実際、頼光ママが実装された当時は即人権という扱いをされて、頼光+凸カレスコがバーサーカーのサポート欄を埋め尽くしたためバーサーカーの全体宝具がいかに貴重であるかが分ると思います。
その人権ともてはやされた頼光ママをも超えてきたのがアルジュナオルタです。
アルジュナオルタは二部4章の異文帯の王として実装されたバスター全体宝具バーサーカーであり、
実装当時は低レアのスパルタクスと同じNP30チャージを持っていたため高級スパルタクスなんて卑下するような発言もありましたが、その下馬評はあっという間に覆されることになります。
それは火力が圧倒的だったからです。
アルジュナオルタにはスキル弱体特効を持っており、敵がデバフをもらっていれば確実に特効をが決まるという飛んでもなく広い範囲の相手に特効火力をたたき込むことができます。
そのため、前述の頼光よりも明かな高火力をたたき込むことができるとともに別クラスではありますが弓ギルガメッシュのような他の広い範囲を持つ特効を持つサーヴァンととも比較して、非常に有意な立ち位置を持ったため関係各所を含め、大いに環境に影響を与えたまさに、人権を超えた人権サーヴァトトと言えるでしょう。
このアルジュナオルタが強力な競合として存在したことによりモルガンがバスター全体宝具というカテゴリーで新実装されたことは、アルジュナオルタを超える性能をしているのか、はたまたアルジュナオルタとは違った使い方が出来るのかが大きな焦点となることになりました。
4.二つの逆風
このようにモルガン実装の時期に環境は大いに荒れていました。
キャストリアシステム絶頂期というバスター宝具冷遇という逆風
キャストリアシステム絶頂期の中でも高い評価を得、人権として輝く全体バスター宝具のアルジュナオルタ
という強力な競合相手の存在。
今では信じられませんが、実装当時モルガン陛下の評価は決して高いものではなかったのです。
実際当時の私の評価もアルジュナオルタよりは下がるかな…といった感じのものでした。
理由は一つでモルガンよりもアルジュナオルタの方が単純に火力が高かったためです。
モルガンは宝具に人型特効という広い範囲の特効を持っていましたが、アルジュナオルタのスキルによる弱体特効の範囲には到底かないません。
加えてバスター宝具にはこの当時光コヤンスカヤのようなシステムが成立していませんでしたから、
バスター宝具は一回打ったらお終いでした。
なのでモルガンがNP50%チャージを持っていたからとはいえ、別に宝具一回打って終わりなんのだから、多少編成に工夫を凝らすことになったとしてもNP30%チャージのアルジュナオルタで事足りるよね?っという評価だったのです。
5.スキルが劣化・中途半端
さらに言えば、モルガンの第二スキル「湖の加護C」は先に実装されていたアルトリア・キャスターの湖の加護Aの完全劣化版でした。※第一スキルもキャストリアと微妙に似ているため劣化と言えなくも無いかもしれません。
NP供給量に差はなく、NP獲得料UPが5%低いだけというたいした劣化具合では無かったのですが、既存キャラの劣化スキル所持ということでここも確かに評価下げに響いていたと思います。
第三スキル「最果てより」も誰かの劣化スキルというわけではないのですが、当時はマイナスの評価しか受けていませんでした。
ガッツ付与とスター獲得、スター集中アップ、クリティカル威力UP、毎ターン敵の攻撃力ダウン・クリティカル威力発生率ダウンというてんこ盛りスキルだったのですが、まずモルガンはバーサーカークラスなので打たれ弱く耐久には向かない(と思われていた笑)ためガッツを一回付与したところで焼け石に水ですし、スター発生は15個と悪くなかったのですが、肝心のクリ威力アップの倍率が微妙でたいしたクリティカル威力がでなかったため、器用貧乏感が当時は半端ありませんでした。
競合のアルジュナオルタが弱体特効により宝具レベルが低くてもとんでもないダメージをたたき出すのに比べて、モルガンはNP50をもってはいるものの、攻撃力は目立った火力はでないし、スキルもキャストリアの劣化品だし、第三スキルはごちゃ混ぜの器用貧乏詰め合わせでたいしたクリ威力も出ないしで、
総評すると悪くは無いけど、人権レベルの壊れではない。という落ち着いた評価を受けていました。
だけど、当時まだ誰も気付いていなかったのです…
人権バスターのアルジュナオルタや、環境トップのキャストリアと比較されている時点で、モルガンがとんでもない性能を秘めているということに…
この後の陛下の大躍進を誰も予測する事は出来ていなかったのでした。
一旦区切りますね!